「 実は釣りをしない 釣り堀店主 」 その1  

投稿日:2009年11月17日(火) 17時54分 by Stuff カテゴリー:その他.

大変お世話になります

「海釣りハウス コリュッシュ」が OPEN してから、はや二ヶ月になろうとしております

8月の猛暑の中のいろいろな作業や躯体工事などをしていた事が懐かしく思われます  

今日 近所の「ボンベルタ」に買い物に出かけたら なんと気の早い事に「ジングルベル」がかかっていました

この調子だと「山下達郎」や「ワム」の歌があちらこちらで掛かりだすのも時間の問題かと・・・個人的にはビーズのが好きですが・・・・。

そんな事はどうでもいい事ですが、  「 実は私自身は釣りは一切出来ません! 」 と言うかしません。

よくお客様や知り合いからも「何だ それは~ そりゃまずいだろ!!」としょっちゅう言われます

私が「釣りが苦手な理由」を今日は少しばかり、ご説明( 言い訳 )いたしたいと思います。

私事でございますが大学在学中に某大手活魚問屋でアルバイトを始めました

折しも時は俗に言う「バブル時代」の少し前でしょうか・・その頃は大学生で有りながら

毎晩4トン活魚車で 「活ハマチ」を 館山、城ケ島 三崎 沼津などの養殖場 あるいは畜養基地より積み込んで

埼玉県の某水産卸売市場に運搬しておりました。もうかれこれ30年ぐらい前の話です

間もなくバブル真っ盛りに入ります 「活魚料理」のブームが関東にも広がってまいります

それまでは九州 関西地方では定着しておりましたが 関東ではまだまだなじみの薄い慣習でございました

バイトでお世話になっていた問屋は当初 「〇〇養鯉場」 という名前のとおり錦鯉をはじめとして金魚 熱帯魚 ヘラブナ等を

関東近隣の釣り堀に納めていましたが 

この「活魚ブーム」に乗り別会社をもって タイ、ハマチ アジ等の海水魚を料理店に販売、配送をする業務が主になってきます

また魚を入れる水槽も自社工場で制作販売をして短時間の間に関東の活魚業界で名を馳せていきます

アルバイトからそのまま社員として可愛がっていただき約25年ぐらいその会社にはお世話になりましたでしょうか

その間4トンや11トンの大型活魚車で仕入れや配送で走らせていただいたり さまざまな種類の活魚に挑戦もさせてもいただきました

当時、輸送が難しいと言われた 活イカ 活イワシ 活ホタルイカ 活鮭 活カニなど活かすのが難しいほど楽しかった記憶が有ります

その頃は、あと水族館の魚の移動やTV局での仕事も結構入ってきていましたね~

それと船で 北朝鮮にヒラメを仕入れに行ったり やはり船に乗りロシアのカムチャッカに毛ガニやらタラバなど活カニも取りに行きました。

あとは中国での貿易やら取引が多かったように思います 

後半は成田空港の近くに営業所が出来たのを機会にもっぱら輸入の活エビ 活アワビ 活ヒラメなどの仕事がメインでした。

どの仕事も楽しい仕事ばかりでした 嫌な事は一つも記憶にないのが不思議です・・・。

と、いう感じで活きてる魚を相手にそれも数百Kg~数トンの業務が多かったせいか、海釣りにせよ淡水の釣りにせよ一人で竿に糸を垂らしてわずか

数匹の魚? を釣るという行為がどうしても私の脳内では理解出来ずにいました。

しかし最近この仕事をするようになり少しだけですが 「釣り」の意味が理解しかけて参りました。

今日は長くなりすぎたのでこの辺までで 続きはまた続編で・・・・・・。

店主




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